2006年04月19日

CD流通業者、CD製造業の皆さんへ

 都合のいい調査結果だけ引用してエントリしているともいえるが、ネット配信は音楽全体のパイを広げるきっかけになるということの例証の一つにはなるだろう。

 ホントは、iPodの爆発的普及とそれに引っ張られたmp3プレーヤーの普及(iPodが認知される前はmp3プレーヤーなんて電気量販店のコーナーとしては存在しなかった「」)による、音源としてのCDに需要がシフトしたのだ。MDプレーヤーでは、持ち運びに不便なので、積極的にCDタイトルを増やそうとは思わないだろう。

 ところが、デジタルオーディオプレーヤーは違う。特にHDDモデルとなると数千曲のストレージがある。使用領域が数十パーセントしかなければ、損をした気分(もっと小さいので良かったかなという後悔)になるのが人情だ。そこで、レンタル屋に走り、レンタルで見当たらないタイトルはCDで購入することになる。

 iPodの売上に目のくらんだ金の亡者(CD業界、JASRAC)がデジタルオーディオプレーヤーに課金をしなくて良かった。お前らの取ったCCCDやコピーコントロールといった締め付ける政策ではなく、開放することで利益が伸びたことを知るべきだ。そして、ソニーはさっさとiTMSに曲を提供しろ。いつまで待っても、欲しいタイトルがiTMSに載らない。

Sankei Web ネット配信…結局CDで手元に ソフト生産7年ぶり増(04/18 20:26) .  音楽CDや音楽ビデオを収めたDVDなど「音楽ソフト」の平成17年度の生産額が、7年ぶりに増加に転じたことが18日までに日本レコード協会がまとめた生産実績で分かった。17年度は音楽のインターネット配信が本格化。同協会では「消費者がネットで気軽に音楽に触れられるようになった結果、音楽CDに戻ってくる相乗効果があった」とみている。

 音楽ソフト生産実績は、金額が前年度比4%増の4313億円。数量も9%増の3億6735万枚と2年ぶりに増えた。内訳はCDアルバムの金額が3%増の3136億円、数量が11%増の2億4103万枚、音楽DVDは金額が17%増の573億円、数量が45%増の4857万枚など。

 携帯電話にお金を使う若者の音楽離れが進み、低迷を続けた音楽ソフト生産に明るい兆しが見えてきたといえ、CDがネット配信で打撃を受けるという見方は外れたとの指摘も出そうだ。

 協会は「ネット配信の拡大がCDの購買にも結び付く状況は続く」と予測。配信とCDの両方を盛り上げていきたい意向だ。(04/18 20:26)

Posted by panhead at 2006年04月19日 12:23 | トラックバック
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