これと同じことがSONYにも言えるだろう。もう、ユーザの中では「デジタルオーディオ=iPod」なのだ。それ以外は「XXのiPod」でしかない。カセットやMDで「XXのウォークマン」だったのと同じことだ。これをひっくり返すことが困難なことはSONY自身が良く知っているだろう。
技術者や経営者というのはこういう現実が見えないのだろうか。見えてるが、認めたくないために見えない振りをしてしまうんだろうか。それとも、無意識のうちに見ないのだろうか。最近、テレビで流行の、画面が大きく変わっているのに見過ごしてしまうのと同じ心理的な落とし穴なのかもしれない。
それにかけた資源が大きければ大きいほど、否定的な情報について正しく評価できなくなってしまうのだろう。そんなときに、王様が裸でいると声を上げられる人間が組織内で孤立しないようにすることが重要なのだろう。ところが、日本の企業では(多分iRiverでも)そういう人間は評価されるどころか冷遇される。
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)Posted by panhead at 2006年06月08日 23:32 | トラックバックレインコムは「アップルを越えるのはアイリバー」と自信を示していたが、既に情勢は変わっていた。アップルの市場占有率が急速に高まり、レインコムは経営戦略のミスを連発した。アップルを意識するあまり、ipodの類似製品を販売するなど次第にアイリバーならではの個性を失い始めたのだ。半期ベースで最大売上高(1424億ウォン)を記録した2004年第3四半期までは、毎期10%以上の売上げ伸び率を記録してきたレインコムだったが、その後は6期連続で10%以上売上げが減少。さらに昨年第4四半期(389億ウォンの赤字)と今年第1四半期の2期連続で100億ウォン以上の赤字を計上した。