2006年10月28日

蟲:坂東 真砂子

 CLIEが動かなくなくなったので、電車では未読の文庫本を読んで過ごしている。その中にこれも入っていた。数年前に古本屋で見つけて買ってみたものだ。角川ホラー文庫に入っていなかったら買わなかっただろうに・・・

 正直、時間の無駄だった。ホラーたる描写以上に元OLの専業主婦のぼやきと日常生活にページが割かれている。しかも、でてくるものが全てステレオタイプで、パーマ屋さんの待合場所に置かれている週刊誌か午後のワイドショーを読まされているようだ。「自棄になった主婦が新宿の飲み屋で出会ったスケベオヤジと一夜を共にする」なんて勘弁してよ・・・アホか・・・

 ひょっとしたら、ステレオタイプで固めた試験空間に不条理な外的刺激としての「蟲」を入れることで起こる人の反応を描くのかとも思ったりもするけど、

 いろんな意味でスッカスカなので、集中すれば2~3時間もあれば読めるから読み飛ばしたが、最後までこんな調子だった。買わないようにお勧めしたいのでamazonへのリンクはしない。久しぶりにゴミ箱に本を捨てた。

Posted by panhead at 2006年10月28日 22:48 | トラックバック
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