クイズゲームでの好成績を取るための参考書としてアマゾンマーケットプレースで1円で買った(送料は340円)。
内容は、クイズに向いているようなものではなく、純粋な雑学系だった。知らないことも多かったが、疑問に答えていないものの方が多かった。古本屋の100円コーナーで見つければ買ってもいい。移動中に暇を持て余すようなときにちょうどいい。
ただ、この中で一つだけ記憶に残したいものがあった。
なぜ、みんなで決めると危険なのか A社は、超ワンマン型の社長がひとりで経営方針を決定する独裁型。B社は、重役会議で慎重に議論して経営方針を決定する民主型である。Posted by panhead at 2007年05月15日 22:54
では、どちらの会社のほうが、海外進出など、より積極的な事業展開を進めるか?
ちょっと考えると、いかにも独裁型の会社という気がするが、アメリカの心理学社ストーナーらが実験によって明らかにしたところによると、正解は民主型の会社である。
理由は三つある。ひとつは、集団で討議すると、議論が単純化され、一見して威勢のいい意見、過激な意見が通ってしまうこと。二番目は、集団の中でリーダーシップのある人は、往々にしてリスキーな意見の持ち主に多く、参加者がその意見に引きずられるということ。そして、最後は、集団で議論すると「責任の拡散」が起こるということである。
こうした現象は「リスキーシフト」と呼ばれているが、戦前の日本も、軍部や内閣がこうした討議をするうちに戦争のドロ沼にはまっていった。「みんなで話し合う」ことには、つねにこうした危険が潜んでいる。