2006年06月21日

民主党どうかしてるのか?

 これはあかんやろ。村上ファンドからという意味ではなく、政治資金規制法違反という意味で駄目だろう。少なくとも福井総裁より罪が重いぞ。福井総裁に辞任を迫っておいて、こいつは処分なしというのでは話にならん。

asahi.com:民主、松井氏処分なし 村上ファンドとの関係††政治 2006年06月20日23時02分

 民主党の松井孝治参院議員が村上ファンドの関連会社からの給与受領などを公表したことを受けて、小沢代表は20日の記者会見で「反省しているところは反省しながらも職責をまっとうしようと述べているので、党として処分を考えてはいない」と述べ、処分しない方針を明らかにした。

asahi.com:民主秘書の給与肩代わり問題 松井議員も162万円受領††政治

民主秘書の給与肩代わり問題 松井議員も162万円受領
2006年06月20日19時38分

 民主党の松井孝治参院議員(46)=京都選挙区=は20日、京都市内で記者会見し、証券取引法違反容疑で逮捕された村上世彰容疑者(46)が代表を務めていた村上ファンドの社員が関係する会社から、私設秘書2人分の給与計153万円を受け取っていたことを明らかにした。松井氏本人もこの会社と1年3カ月間、雇用関係があり、給与として計162万円を受け取っていた。秘書給与の肩代わりは寄付にあたるが、政治資金収支報告書に記載しておらず、松井氏は修正報告するとしている。

松井参院議員と村上ファンド側との主な関係

 松井氏は会見で自らの責任について、「反省はしている。参院議員として皆さんの信頼に応えて全力を尽くすことが職責であると考えている」と述べ、議員辞職などをする考えがないことを強調した。

 松井氏と雇用関係にあったのは東京都港区の経営コンサルティング会社で、村上ファンドの社員が社長を務めている。00年11月から02年1月で、月額10万2000~11万8000円の給与を受け取っていた。01年7月の参院選で初当選した後も給与をもらっていたことになるが、「社長と意見を交わすなど勤務実態があった」と説明した。

 秘書2人についても、この会社に勤務し、自分の仕事を補佐していたと説明したが、「今からみると、議員秘書の仕事とごっちゃにして給与をもらうのは不適切だった」と話した。

 松井氏はまた通産官僚時代の99年10月に村上ファンドに500万円を投資し、約120万円の利益を得ていたことや、村上容疑者から02年12月に、資金管理団体など2団体に計500万円の寄付を受けていたことも明らかにした。

 松井氏は村上容疑者と東大の同級生で、旧通産省に同期入省。01年の参院選で初当選した。

   ◇

 民主党の松井孝治参院議員の秘書給与問題で、小沢代表は20日、党幹部に「処分するような話ではない」と述べた。同党としては松井氏の判断に委ね、処分は行わない方向だ。

Posted by panhead at 12:21 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月15日

利害関係者の投資は禁止だろ

 昨日のエントリを書く前に、谷垣に「李下に冠を正さず」を使われていた。ちょっと悔しい(^^;

 しかし、俺が問題と考えていることと自民党の考えていることに温度差があることに気付いた。そして、福井総裁の記者会見のコメントでその原因が分かった。

 福井総裁も自民党も日銀総裁がファンドに私財の運用を行なわせていたことについて問題視していないのだ。投資先が問題だったとしているのだ。

 ここが違う。俺は、金融政策を左右するような立場にあるものが、その金融政策によって利害が発生するような企業に投資して利益の分配を受けることに憤りを感じているのだ。

Yahoo!ニュース - ロイター - 李下に冠を正さずとの言葉あり=村上F問題で谷垣財務相

 [東京 14日 ロイター] 谷垣財務相は14日、福井日銀総裁が1000万円を村上ファンドに資金拠出していた問題について、法に触れる問題ではないとしながらも「日銀は金融政策を担っており、李下に冠を正さずという言葉もある。(そうしたことに)日銀としても意を用いてほしい」と述べた。午後の記者会見で語った。
 谷垣財務相は、福井日銀総裁が村上ファンドに資金拠出をしていた問題について「きのう国会で聞いていた限りでは、法律に触れる問題ではないと思う。また、(福井総裁が)民間におられた時に契約ということでもある」とし、大きく問題視はしていないとの姿勢を示した。
 ただ「金融は信頼が秩序の核になる」とした上で、「瓜田に履(くつ)を納(い)れず、李下に冠を正さず」との故事を引用し、日銀には意を用いてほしいと苦言を呈した。

Posted by panhead at 21:33 | コメント (0) | トラックバック

日銀総裁の村上ファンド投資

Yahoo!ニュース - 村上ファンド事件

解約申し出、なぜ2月 日銀総裁のファンド投資
 日銀の福井俊彦総裁が村上ファンドへ1000万円を投資していた問題で14日、解約を申し入れた時期が量的緩和解除直前の2月であったことが新たな問題点として浮上してきた。緩和解除で株式市場への資金流入が細り、ファンドの資金運用が難しくなる可能性があったためで、市場では「売り抜けようとしたと言われても仕方がない」(ヘッジファンド関係者)と、脇の甘さを問題視する声が出ている。(共同通信)

 指摘すべきは「脇の甘さ」ではない。金融関係の重要ポストに就きながら、金融商品を扱うファンドに投資している感覚だ。日銀は金融機関を取り締まる立場ではないが、もっと大きな金融政策を実行する立場にある。日銀の政策を前もって分かることができれば金融商品の売買で利ざやを稼ぐことは難しくない。インサイダー取引そのものといっていいくらいだ。実際にしていたかどうかは分からないが、できる立場にある人間が投資しているファンドは他のファンドより有利だと思われても仕方がないだろう。

Posted by panhead at 07:05 | コメント (0) | トラックバック

李下に冠をたださず

 個人がどこに金を託そうが構わない。村上ファンドの違法行為は2005年のインサイダー取り引きなのだから。そんなことをあげつらっていたら、ほとんどの証券会社との取引はできないだろう。

 しかし、日銀の総裁や財務・金融の省庁にいる人間は違う。「日銀の総裁の信託も管理している」というのはファンドにとって大きな宣伝文句になるだろう。同時に、信託をどこにするか考えている人間に取って、金融の元締めのような印象のある日銀のトップが私財を信託しているところなら間違いないと考えても無理は無いだろう。

 自分が、一般人と同じレベルで法に抵触していないからというのは詭弁だ。その役職に与えられた権力や影響力を行使できる立場なのだから、なんの影響力も持たない一般サラリーマンと同じ責任感では困る。それだけの大きな影響力を託されているのだから。お前が、銀行や政治家に対して偉そうにできているのは、国民の代表として日本の経済を下支えする日銀のトップにいるからなのだ。

 「そんなこと言ったって、他の人間がどう考えるかは他の人の判断なんだから仕方がない」というのは、日銀のトップには許されない。もちろん、スポーツの応援するチームだとか好きな食べ物なんかは好きにしてくれればいい。ただし、金融商品に関することはダメだ。その違いが分からないような間抜けならさっさと日銀の総裁なんか辞めちまえ。

Posted by panhead at 00:28 | コメント (0) | トラックバック